ギャンブル原因での自己破産はできるの？

ギャンブル原因での自己破産はできるの？

ギャンブルでの自己破産は厳しい

ギャンブルは、適度であれば問題ありませんが借金を抱えるほどのめり込んでしまうと生活が破たんする危険性があります。
借金を繰り返し、いよいよ自己破産をしなければならないところまで追いつめられる人が大勢います。自己破産＝借金がゼロになると、漠然と考えているのであれば注意が必要です。
確かに自己破産は、簡単に言うと借金をゼロにする措置ですが、ケースバイケースだということを認識しなければいけません。例えば、ギャンブルで借金を大量に抱えても自己破産して帳消しにすれば良いと安易に考え、もしそれが認められたとしたらとても都合の良い話になります。当然このようなケースには免責許可は下りず、自分勝手に抱えたギャンブルによる借金には、厳しい視線が浴びせられます。

少額であれば、わずかな光が差し込む

自己破産は、債務で苦しむ人の救済措置なので、ギャンブルによる借金を完全に免責許可しないとなると根幹部分が崩れます。なので、少額の借金であれば免責許可が下りる場合が多いです。
当然、これからの生き方やビジョンがしっかりしていることが大前提で、少額であっても反省していなかったり、投げやりな態度であれば厳しいです。借金を抱えた理由としてギャンブルが全てという方はなかなかいません。
食べることや住むことにもお金は必要なので、ギャンブルが借金の直接的な原因だとしても免責許可は下りる場合が多いです。ギャンブルによる自己破産は、悪質性がなく少額、かつ更生の意思がしっかりしている場合に限り光が差し込むことになります。

ギャンブルはほどほどに

ギャンブルによって大量の借金を抱えても、自己破産をすれば帳消しになるという現実は存在しないことが分かりました。
ギャンブルは、違法ではないので個人の自由で問題ありませんが、ほどほどにしないと二度とギャンブルができなくなる状態になります。一度自己破産をすると、お金を借りるのに苦労します。なので、貯金が無い限りギャンブルに行くことすらできません。
自己破産は、借金を抱える方にとって間違いなく救世主となりますが、同時に最終手段であるという認識が必要です。自己破産は一応複数回できますが、前回と同じ理由では反省していないとみなされ免責許可はまず下りません。金融会社、そして自己破産にまで見放されるとなると取り付く島もなくなるので注意が必要です。”